動き回る動物もGPSがリアルタイム追跡

GPSを使えば犬や猫など迷子のペット探しや野生動物の生態調査まで可能です

動き回る動物もGPSがリアルタイム追跡

極地の海の生き物をGPSで調査

ペンギンアザラシといった海で行動する生き物の追跡は非常に難しいもの。今まで何人もの研究者が頭を悩ませていました。もちろん今でも研究がサクサク進んでいるわけではありませんが、そこの救世主的な存在が登場したのも確かなこと。そう、GPSが極地の海の生き物を調査するのに大活躍しているのです。

そもそも海の生き物の調査というのは地上の生き物に比べて、かなり大きく遅れをとっています。理由は非常に分かりやすく、海の生き物の生活に密着することは出来ないため。人間が水の中でずっと暮らすことはほぼ不可能なので、どうしても海の生き物が何をしているのか分からないのです。

これに対して地上の生き物であれば、24時間密着も不可能ではありません。これによって行動や生態の研究が進み、海の生き物の研究はすっかり置いていかれてしまいました。 しかし、GPSがあれば海の生き物でも問題なく調査可能。実際にGPS発信機をはじめ、加速度センサーや深度センサーなどを取り付け、現在も研究が進められています。

たとえばペンギンに取り付けることで餌場を割り出したり、どんな移動パターンをするのか見極めたり、アザラシが普段、どのくらい活動しているか調べたり。少しずつではありますが、確実に調査は前に進んでいることでしょう。 まだまだ謎に満ちた極地の海の生き物。これからもGPSなどの技術の進化により調査スピードがアップし、新事実がどんどん登場することが期待されます。

GPSデータロガーを使って子育て中のペンギンの小スケール移動を追跡 
GPSデータロガーをアデリーペンギンに取り付けることにより、子育て中のペンギンが最大で10キロ以上も離れたところまで氷上を歩いて移動し、エサを採って戻ってきていることがわかりました。