動き回る動物もGPSがリアルタイム追跡

GPSを使えば犬や猫など迷子のペット探しや野生動物の生態調査まで可能です

動き回る動物もGPSがリアルタイム追跡

サファリパークでGPSを利用して動物観察

ライオンが近づきすぎちゃうCMで有名なサファリパーク。こんな場所でもGPSが使われているのですが、どういった用途で利用されているのか見ていきましょう。

サファリパークは乗り物に乗って園内を巡り、その中で様々な動物を間近で見ることの出来るシステムを採用しています。この時、選択できる乗り物はサファリバス、マイカー、そしてサファリナビゲーションカーといったものになります。一般的にはバスで回る方が多いようですが、バスだと乗員数もそれなりにいますし、家族水入らずといった感じでは無くなってしまいます。

そこで、家族だけで回れるサファリナビゲーションカーが用意されているのですが、ここで問題となるのはガイド。バスであれば、その場その場で動物についての詳しい解説をしてくれますが、家族しか乗っていない車にはガイドが乗車しておらず、目の前にいるのがどんな動物か分かりません。これでは、せっかくのサファリパークも楽しさ半減です。

この問題を解決したのがまさにGPSの追跡システム。サファリナビゲーションカーに搭載されたGPS発信機が位置情報を検知することで、目の前にいる動物や、現在のコースを詳しく説明。家族水入らずでありながらも、しっかりと解説だけは受けることができるのです。

しかも、説明はGPSによる座標を元にしているので、ズレの心配もなし。オフロードを走る車はちょっとしたサファリ気分を味わうことができます。 ちなみに、マイカーの場合もGPS機能が搭載されたガイドラジオが提供されます。